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ウェブサーバー設定

「ウェブサーバー設定」では、ウェブサーバーに関する設定をおこなうことができます。設定項目は以下のとおりです。

  • サーバー証明書
  • www 有無を無視してどちらでもアクセスをできるようにする。
  • HSTS(HTTP Strict Transport Security)

Movable Type 7 r.5006 クラウド版(2022/2/9 リリース)で、ドメイン管理に関する仕様が変更され、従来個々に分かれていた項目がまとめられました。

設定手順

「ウェブサーバー設定」画面は以下の手順で表示されます。

  1. ダッシュボードのナビゲーションから [システム] を選択
  2. サイドメニューから [クラウドサービス] - [ウェブサーバー設定] を選択

mt7cloud_webserver_configuration.png

サーバー証明書

証明書を設定したいドメインの「サーバー証明書」欄にある「導入」もしくは「更新」をクリックします。(証明書未設定のドメインは「導入」、設定済みドメインは「更新」と表示されます)
詳細は以下のドキュメントをご参照ください。

ドメイン設定

HSTS(HTTP Strict Transport Security)ヘッダーや www ホスト名の制御(www 有無を無視してどちらでもアクセスをできるようにする。)を設定します。
設定したいドメインの「ドメイン設定」欄にある「設定」をクリックします。

mt7cloud_domain_configuration.png

www 有無を無視してどちらでもアクセスをできるようにする。

このチェックを有効にすると、対象ドメインの「www」部分の有無にかかわらずサイトアクセスが可能になります。

例えば、管理しているドメインが「www.example.com」の場合、www.example.com だけでなく example.com でもサイトにアクセスできます。
逆に、管理しているドメインが「example.com」の場合も、チェックを入れることで www.example.com でのサイトアクセスが可能になります。

※対象ドメインが使用している DNS サーバーの設定で、example.com と www のどちらの参照先も Movable Type クラウド版に向けておく必要があります。

HSTS(HTTP Strict Transport Security)を有効にする

このチェックを有効にすると、対象ドメインでアクセスした際の HTTP レスポンスに HSTS(HTTP Strict Transport Security)ヘッダーを付与します。

HTTPS 通信が可能である必要があることから、対象ドメインでサーバー証明書が設定済みである必要があります。
証明書が未設定のドメインの場合は、項目自体がクレーアウトで表示され、有効にすることができません。

Movable Type クラウド版のサービス仕様上、このチェックにより付与される HSTS ヘッダーの設定値は「strict-transport-security: max-age=3600」で固定となり、設定値の変更はできません。