Movable Type のプロダクト・ライフサイクルポリシーについて
シックス・アパート株式会社は、Movable Type への最新の脅威に対抗し、脆弱点を保護し、お客様に常に最適な状態で安心してお使いいただくため「プロダクト・ライフサイクルポリシー」を制定して、各製品のバージョン毎に販売期間および標準メンテナンス期間を明確に取り決めています。本ポリシーを Movable Type の計画的なバージョンアップを行うための参考情報としてお役立ていただくとともに、お客様システムのプロダクト・ライフサイクルに盛り込んでいただくようお願いいたします。
Movable Type 7 以前のプロダクト・ライフサイクルポリシー
2023年11月1日リリースした Movable Type 8 よりプロダクト・ライフサイクルポリシーを改定しました。
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Movable Type 8 のバージョン表記
Movable Type 8 以降のバージョン表示は、8.0.1 のように 8.{minor}.{patch} の形式に変更となります。したがって、プロダクトライフサイクルについても、Movable Type 8 以降はこのバージョン表記でのご案内となり、{minor} の番号ごとにマイルストーンが設定されます 。
Movable Type 8 のリリースサイクル
Movable Type 8 は、次のようなサイクルでリリースを行います。
- クラウド版はこれまで通り 3カ月に1回のリリースを継続
- パッケージ(ソフトウェア版、AMI版)のリリースは年に1回とし、LTS*版を2年に1回リリース
* LTS:Long-Term Support(長期サポート)
プロダクト・ライフサイクルのマイルストーン
サポートフェーズごとのマイルストーンを次のように設定しています。
GA(General Availability):正式版リリース日
GA ~ EOSの間、バグフィックスリリースとセキュリティリリースを行い、シックス・アパートのテクニカルサポートを提供します
EOS(End of Sales):製品販売終了日
EOS とは、製品の販売を終了するタイミングを指します。EOSを迎えたバージョンの製品は購入することはできなくなります。
EOM(End of Maintenance):メンテナンス終了日
EOM とは、シックス・アパートがその製品へのメンテナンスを終了するタイミングを指します。ただし、EOM を過ぎた後も、EOL を迎えるまでは、セキュリティに重大な影響を及ぼすと考えられるクリティカルなバグ発生時において、シックス・アパートの判断においてセキュリティパッチを提供します。この期間をセキュリティメンテナンス期間と定めます。製品を継続利用することは可能ですが、基本的なメンテナンスは終了となり、シックス・アパートのテクニカルサポートも終了します。新規にテクニカルサポートを受けるには、現行バージョンにアップグレードする必要があります。
EOL(End of Life):製品ライフサイクル終了日
EOL とは、メンテナンス、バグフィックス、機能追加、セキュリティパッチ等の全ての対応が終了になるタイミングを指します。
製品を継続利用することは可能ですが、セキュリティリスクを残したままでの利用になるため、EOL前に現行バージョンにアップグレードすることを強く推奨します。
バージョン/サポートフェーズマトリクス
バージョン | GA | EOS | EOM | EOL |
---|---|---|---|---|
MT 8.0.x | 2023/11/1 | 2024/11/6 | 2024/11/6 | 2026/11/5 |
MT 8.4.x | 2024/11/6 | 2025/11/5 | 2025/11/5 | 2025/11/5 |
バージョンごとのマイルストーン移行タイミング
Movable Type 8 では、常に最新版のみがメンテナンスの対象です。1年に1回のパッケージ(ソフトウェア版・AMI版)のリリース時に、前のバージョンが EOS / EOM となります。
なお、パッケージにおいては2年ごとに LTS(Long-Term Support:長期サポート)を設定し、EOM後2年間のセキュリティアップデートを提供します。非LTSのバージョンは、EOS と同時に EOM / EOLとなりますので、最新版への追従をお願いします。
Movable Type 8 以降のプロダクト・ライフサイクルを図に表すと次のようになります。
以上が、Movable Type 8 以降に適用されるプロダクト・ライフサイクルポリシーとなります。
Movable Type 7 以前については、MT7以前の プロダクト・ライフサイクルポリシーをご確認ください。
Movable Type 8 のライセンスについて
Movable Type 8 は、Movable Type 7 と同じライセンス体系です。Movable Type 7 のライセンスをお持ちでメンテナンスを継続中のお客様は、新たにライセンスを購入することなく Movable Type 8 のご利用が可能です。
クラウド版についても、契約を継続中のお客様は Movable Type 7 から Movable Type 8 へのバージョンアップが可能です。なお、自動アップデートは行われません。
また、Movable Type 8 のライセンスを購入することで、Movable Type 8 の GA(Movable Type 7 のEOS)後も Movable Type 7の最新版をダウンロードして利用可能です。Movable Type 7のテクニカルサポートも、EOMとなる2024年11月1日(セキュリティサポートはEOLとなる2025年11月1日)まで受けることができます。
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