旧バージョンから Movable Type 8 へアップグレードする
Movable Type を最新のバージョンにアップグレードする手順を解説します。
アップグレード前の諸注意
アップグレードを開始する前にいくつかの注意事項がありますので、先に確認をしてください。
データベースの移行
SQLite または PostgreSQL をご利用の場合は、アップグレードをおこなう前に MySQL へ移行する必要があります。
バックアップ
Movable Type をアップグレードした場合、古いバージョンに戻すことはできません。アップグレード前にデータベースのバックアップを作成することで、アップグレード時に問題が発生した場合や、ダウングレードしなくてはならなくなったときに対応することができます。
アップグレードの実施
Movable Type では、上書きアップロードでのアップグレードは推奨していません。ここでは、新規でディレクトリを作成しアップグレードする方法を解説します。
既存のアプリケーション ディレクトリと同じ階層に新規アプリケーション ディレクトリを作成する
後程変更するため、mt-new などわかりやすい名前で作成してください。例: /home/example/cgi-bin/mt-new
手順 1 で作成したディレクトリに解凍後のファイルをアップロードする
- 現在のアプリケーション ディレクトリから必要なファイルをコピーする
コピーするファイルは、『アップグレード時に、新しいディレクトリにコピーするファイル』をご参照下さい。 アプリケーション ディレクトリの名前を変更する
例: 旧 /home/example/cgi-bin/mt → /home/example/cgi-bin/mt_backup 新 /home/example/cgi-bin/mt-new → /home/example/cgi-bin/mt
アプリケーション ディレクトリの mt.cgi にサインインする
自動でアップグレードが開始されます。
Movable Type 4 以前のバージョンから アップグレードをおこなった場合は、ブログはすべて自動的にサイトに変換されます。
アップグレード直後は、一部のデータが Data API で取得可能になっています。取得されると困る情報は、DisableResourceField 環境変数で制限してください。
Movable Type 5.13、5.07、4.38 より前のバージョンからアップグレードしたとき
Movable Type 5.13、5.07、4.38 より前のバージョンからアップグレードした場合は、以下の作業をおこなってください。