AMI版 Movable Type 6 からのアップデート(Amazon Linux 2のみ)
AMI 版の Movable Type 6(Amazon Linux 2のみ) を ご利用中の方は、Movable Type 8 へ直接アップグレードできます。アップグレードの手順は以下のとおりです。
導入されているプラグインが Movable Type 8 に対応していない場合、管理画面の表示が崩れるなどの症状が発生する可能性があります。また、プラグインによっては Movable Type の起動に支障をきたす可能性があります。アップグレードは本番サイトのコピー環境でお試しすることを強くお勧めします。
既存の環境のスナップショットを作成する
以下のページを参考に、スナップショットの作成を行ってください。または、手動でバックアップをおこなってください。
MySQL の設定を変更する
以下の記述がない場合、追加します。
変更するファイル
/etc/my.cnf変更内容
[mysqld]セクションに以下の内容を追加します。socket = /data/database/mysql/mysql.sock
既存のデータをバックアップする
ユーザーデータ、アプリケーションデータ、データベースのバックアップを行います。
公開サイトのファイルをバックアップする
標準では、Movable Type で公開したファイルは /data/file/static に出力されます。
$ cd /data/file
$ zip -r ~/static.zip static
Movable Type の関連ファイルをバックアップする
サポートディレクトリに生成されたファイルをバックアップします。
$ cd /app/movabletype/mt-static
$ zip -r ~/support.zip support
データベースをバックアップする
データベースのダンプファイルを作成します
$ cd ~
$ mysqldump -u root movabletype > ~/dump.sql
$ zip ~/sql.zip dump.sql
その他のファイル
独自にインストールしたプラグインやテーマは、必要に応じてバックアップを行ってください。
yum レポジトリ設定ファイルの更新
/etc/yum.repos.d/movabletype.repo ファイルをエディタで開き、baseurl= で指定されている URL を以下のように変更します。<serial_code>は、環境によって違います。決して変更しないように注意してください。
変更前
baseurl=https://repo.movabletype.jp/repo/<serial_code>/$basearch/
変更後
baseurl=https://repo.movabletype.jp/repo/mt8/<serial_code>/$basearch/
yum update
ご利用中の Movable Type パッケージを更新します。
# yum clean all
# yum update movabletype
Apache 版をご利用中の方は、movabletype の代わりに movabletype-httpd24 を指定してください。また、Movable Type Advanced をご利用中の場合は、movabletype-advanced-httpd24 を指定してください。
不要なプラグインを削除する
Movable Type 6 で同梱されていた Smartphone Option をはじめとするいくつかのプラグインは、Movable Type 8 ではサポートされません。以下のプラグインは、ディレクトリごと削除してください。
Smartphone Option
MT_HOME/plugins/SmartphoneOptionMultiBlog
MT_HOME/plugins/MultiBlogFeedsApp Lite
MT_HOME/plugins/feeds-app-liteCommunity.Pack
MT_HOME/addons/Community.pack