ユーザーデータについて(Amazon Linux 2023 のみ)
最終更新日: 2023.10.02
Amazon Linux 2023 に対応した Movable Type AMI 版では、EC2 のインスタンスユーザーデータを用いて、起動時に、Webサーバの切替や一部の Movable Type 環境変数の設定をできるようにしました。Movable Type の言語設定を日本語に設定したり、データベースを RDS に設定した状態で起動させることができるようになりました。
記述例
Web=httpd
DefaultLanguage=ja
DefaultTimezone=9
DBHost=localhost
DBPort=3306
Database=movabletype
DBUser=username
DBPassword=password
解説
Web
Web サーバーの種類を指定します。
設定値
httpd または nginx
言語とタイムゾーンの設定
以下のMovable Type 環境変数を設定することができます。mt-config.cgi に記述されます。詳細はリンク先をご参照ください。
データベースの設定
以下のMovable Type 環境変数を設定することができます。mt-config.cgi に記述されます。詳細はリンク先をご参照ください。
※データベースの設定に関する注意事項
- DBHost が localhost 以外の場合のみ、DBPort, Database, DBUser, DBPassword の値が反映されます。DBHost が localhost の場合、DBPort, Database, DBUser, DBPassword のDBPort 以下の値は無視されます(デフォルト値が設定されます)。
- DBHost が localhost 以外の場合、インスタンス内のデータベースサーバは起動しません。
- DBHost, DBPort, Database, DBUser, DBPassword の設定は mt-config.cgi に反映されますが、接続の疎通は確認しません。接続できない場合には、設定値の確認や、セキュリティグループの設定、ネットワーク構成などを確認してください。
- DBHost が未設定、もしくは localhost(デフォルト値)に設定されている場合は、データベースサーバが起動しデフォルトの設定値でデータベースを作成した状態になります。