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Movable Type 8 ManualMovable Type 8 マニュアル

不要なプラグインデータを診断・削除する

最終更新日: 2023.10.02

Movable Type を長期間利用している環境では、プラグインの構造や想定外の利用方法など、さまざまな要因によりプラグインデータが重複したり破損し、不要なデータとしてデータベースの肥大化の要因になっている場合があります。
データベースが肥大化すると、Movable Type のアップグレードなどの処理の際に、タイムアウトを引き起こし、アップグレードが失敗する要因のひとつになります。
このスクリプト(tools ディレクトリ内の remove-broken-plugindata)を利用することで、重複したプラグインデータや破損したプラグインデータがデータベースに存在しないか診断し、確認された場合には対象のデータを削除することができます。

必要環境

  • Movable Type 8 r.5001 / 6.8.1 以上のバージョン(remove-broken-plugindata はこのバージョンからパッケージに同梱しています)
  • Perl スクリプトを実行できるコマンドライン環境

利用方法

コマンドライン上で、オプションを指定せずに remove-broken-plugindata を実行することで、重複したプラグインデータや破損したプラグインデータがないか診断します。
オプションを指定することで、不要なプラグインデータの削除や、スクリプトのヘルプの表示ができます。

オプション

--delete(省略形: -d)

重複したプラグインデータや破損したプラグインデータの削除を実行します。

--help(省略形: -h)

本スクリプトのヘルプを表示します。

実行例

cd /path/to/movabletype
./tools/remove-broken-plugindata --delete

注意点

  • 必ずデータベースのバックアップをおこなってから実行してください。

本スクリプトに関するテクニカルサポートは提供しておりません。
サポート対応はありませんが、不具合報告などのレポートがありましたらテクニカルサポートまでお知らせください。

Movable Type クラウド版ではこのスクリプトを利用することはできません。

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