UserTemplatePath
最終更新日: 2024.03.13
ユーザーのファイルとシステムファイルを分離する上で、設定した方が良いパスを指定する環境変数です。
環境変数 TemplatePath で指定されるシステムファイルを格納するパスとは別に、ユーザーのテンプレートファイルを格納するディレクトリまでのファイルシステム上のパスを指定します。
TemplatePath よりも優先して利用されます。
Webブラウザからはアクセスできず、Movable Type アプリケーション実行ユーザーによる読み込みが可能なディレクトリを指定してください。また指定するディレクトリは、Movable Type アプリケーションが設置されたディレクトリの下に設置しないようにしてください。相対パスでの指定はできません。サーバーのファイルシステムのルートからはじまる絶対パスを指定してください。
UserTemplatePath は複数指定できます。複数指定した場合は、最も上の行から順にパスを検索します。
テンプレートの編集画面で「ファイルへのリンク」を指定した場合、UserTemplatePath で指定されたディレクトリ配下にファイルを作成しますが、環境変数 BaseTemplatePath が指定されていた場合には、そちらが優先されます。
使い方
UserTemplatePath /usr/www/mt/tmpl
UserTemplatePath /data/file/tmpl
初期設定値
なし