SyncTarget
最終更新日: 2017.10.04
Movable Type が出力したファイルの同期先を指定します。環境変数を複数記述することで、複数の同期先を設定できます。
rsync の機能を利用するため、以下の環境が整っている必要があります。
- ファイル転送側: rsync、ssh クライアント
- ファイル受信側: rsync、ssh サーバー
rsync との連携は、公開キュー機能のオプションとして提供されています。そのため、テンプレートの公開方法を「公開キュー経由」に設定し、バックグラウンドパブリッシングにしたうえで、run-periodic-tasks を実行する必要があります。
※「公開キュー経由」に設定したテンプレートは、内容を更新してもブログに即時反映されなくなります。また、同期対象は「公開キュー経由」に設定したテンプレートで出力されるファイルのみです。アップロードしたファイルなどは同期されません。
ファイルの同期先は、「SyncTarget で指定したパス」+「ブログパス」となります。
例えば、同期元のブログの公開パスが「/var/www/html」の場合、以下のように設定すると www1.example.com のサーバーと www2.example.com のサーバーの「/var/www/html/」に対して同期がおこなわれます。
SyncTarget www1.example.com:/
SyncTarget www2.example.com:/
同期の際に、サーバーのユーザーアカウントを指定する必要がある場合は、以下のように記述します。
SyncTarget username@www.example.com:/