Movable Type 5 を最新のバージョンへアップグレード
最終更新日: 2017.10.06
Movable Type 5を、最新のバージョンにアップグレードする手順を解説します。Movable Type 3 および Movable Type 4 からのアップグレードは、以下のドキュメントを参照してください。
Movable Type 5 のアップグレード方法は、二通りの方法があります。
1. 現在のディレクトリを、上書きするアップグレード
FTPソフトのみでアップグレード作業をおこないます。
- 現在のデータベースをバックアップします。
MySQL のバックアップ - 新しいMovable Type アプリケーションを、上書きアップロード
- ZIPファイル(MT-5.02-ja.zip など)を、PCで解凍します。
- 解凍後に作成されたディレクトリ(MT-5.02-ja など)の中身を、現在のアプリケーションディレクトリにFTPソフトを利用してアップロードします。
- アプリケーション ディレクトリのmt.cgi にログインすると、自動でアップグレードが開始されます。
Movable Type 5.13、5.07、4.38 より前のバージョンからアップグレードした場合には、次に以下の作業をおこなってください。
2. 新しいディレクトリでのアップグレード
Movable Type をインストールしたサーバーがLinuxで、SSHなどでログインできる場合は、以下の手順でもアップグレードをできます。新しいMovable Type アプリケーションのZIPファイルを解凍せずにアップロードするため、アップロードの時間が短くてすみます。
- 現在のデータベースをバックアップします。
MySQL のバックアップ - Movable Type アプリケーションをアップロードします。
- ZIPファイル(MT-5.02-ja.zip など)を、サーバーのアプリケーション ディレクトリより1つ上の階層にアップロードします。 例
/home/example/cgi-bin/
- サーバーでZIPファイルを解凍します。例
% cd /home/example/cgi-bin/ % unzip MT-5.02-ja.zip
- ZIPファイル(MT-5.02-ja.zip など)を、サーバーのアプリケーション ディレクトリより1つ上の階層にアップロードします。 例
解凍後に作成されたディレクトリ(MT-5.02-ja など)に、現在のアプリケーション ディレクトリから必要なファイルをコピーします。
以下は、『Movable Type の設置 (Linux, BSD, Mac OS X)』の構成で配置されたMovable Typeの場合の作業例です。
% cd /home/example/cgi-bin % cp mt/mt-config.cgi MT-5.02-ja/. % cp -Rf mt/mt-static/support MT-5.02-ja/mt-static/. % cp -Rf mt/plugins/プラグイン名 MT-5.02-ja/plugins/. % cp -Rf mt/themes/テーマ名 MT-5.02-ja/themes/.
- 解凍後に作成されたディレクトリを、アプリケーション ディレクトリの名前に変更します。
% cd /home/example % mv cgi-bin/mt cgi-bin/mt-backup % mv www/mt-static www/mt-static-backup % mv cgi-bin/MT-5.02-ja cgi-bin/mt % mv cgi-bin/mt/mt-static www/.
- アプリケーション ディレクトリのmt.cgi にログインすると、自動でアップグレードが開始されます。
Movable Type 5.13、5.07、4.38 より前のバージョンからアップグレードした場合には、次に以下の作業をおこなってください。