Q.アーカイブマッピングでテンプレートタグを使えますか
アーカイブマッピングで「カスタム」を選択すると、ファイルの出力パスをカスタマイズできますが、標準で用意されている定義とは別に、Movable Type のテンプレートタグを使うことはできますか。
A.
お使いいただけます。
ただし、アーカイブマッピング内での使用を想定しているテンプレートタグは、MTInclude を除くファンクションタグのみとなります。
ファンクションタグとは、単体で値を出力するテンプレートタグを指します。
例えば、MTEntryPermalink や MTContentFieldValue が該当します。
MTInclude はファンクションタグですが、テンプレートモジュールなどほかのテンプレートを読み込む性質上、読み込むテンプレート内に改行やブロックタグが存在する可能性を考慮し、アーカイブマッピングでは正式サポートしておりません。
一方、ブロックタグとは、単体で値を出力するのではなく、囲んだ内容をループ処理したり、条件分岐に使用するテンプレートタグとなります。
例えば、MTEntries、MTContents、MTIf が該当します。
アーカイブマッピングでは、これらのブロックタグも処理自体はおこないますが、正式なサポートはしておりません。使用制限は設けておりませんが、ブロックタグを使用したことで問題が発生した場合は、直ちにアーカイブマッピングでの使用を取りやめてください。
また、以下のケースでは期待した出力結果が得られないことがあるため、該当する場合はアーカイブマッピングの調整が必要になります。
- 出力されるファイルパスが空になる
- 出力されるファイルパスの中に、ディレクトリ名・ファイル名として使用できない文字が含まれている(使用できない文字は出力先の OS に依存する)
- 出力されるファイルパスが、ほかのアーカイブマッピングなどで出力されるファイルと重複する
- 出力されるファイルパスが長くなりすぎる(許容される長さは出力先の OS に依存する)