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Movable Type 7 機能一覧

Movable Type 7 で提供を予定している機能をまとめました。また、提供中止を検討している機能についても記載しています。
Developer Preview 版では未実装だったり、不具合が残っている機能もありますが、ベータ版や正式版ではきちんと皆さまにお届けできるよう開発チーム一丸となって全力で取り組んでまいります。

また、近日中にコンテンツタイプを利用したサンプルテーマである「Jungfrau(ユングフラウ)」とともに、Developer Preview Alpha2 の提供を予定しています。どうぞ楽しみにお待ち下さい。

Developer Preview 版は、こちらからダウンロードしてお試しいただけます。ぜひ一度お試しください。

記載されている内容は、予告なく変更される可能性があります。

新機能・改善される機能

以下の機能は Movable Type 7 で提供予定の新機能や改善される機能です。

コンテンツタイプ (7.0)

コンテンツタイプを使えばコンテンツに必要な情報構造を思い通りに作成できます。コンテンツ作成者は、デザインを気にせずコンテンツの作成に注力することができます。

コンテンツタイプは、各サイトごとに管理・作成でいいますが、コンテンツタイプのひな形をシステムで管理することで、複数のサイトで同じコンテンツタイプを利用できる仕組みが用意されています。

カテゴリセット (7.0)

カテゴリセットは、用途別に階層化されたカテゴリを作成することを可能にします。コンテンツタイプごとに複数のカテゴリセットを指定できます。

ブロックエディタ (7.0)

ブロックエディタを使えば、例えば「ヘッダー」や「画像」などのようにひとつのコンテンツを小さなブロック単位で編集することができます。

WYSIWYG エディタ (7.0)

WYSIWYG エディタとして TinyMCE 4 を搭載してます。これまでと同様に表現豊かなコンテンツを作成することができますが、コンテンツタイプの複数行テキストで利用する場合は、テキストの装飾に適したエディタとなっています。

コンテンツタイプ・アーカイブ (7.0)

コンテンツタイプごとに個別アーカイブやカテゴリー別、ユーザー別、日付別、ならびにその組み合わせによる一覧アーカイブを作ることができます。共通部分はテンプレートモジュールで管理し、ページごとに変化する部分だけをコンテンツに合わせたテンプレートとして作成できます。

きめ細やかな権限管理 (7.0)

コンテンツタイプやコンテンツデータの作成・管理をする権限はもちろんですが、コンテンツタイプのフィールド単位で編集権限を柔軟に設定することができます。

システム権限 (7.0)

管理画面や Data API 経由でサインインできるユーザーを制限することができます。

ダッシュボード (7.0)

刷新されたダッシュボードには以下のウィジェットが標準搭載されています。

  • サイトリスト … よく使うサイトへのショートカットとして機能します。新しいコンテンツの作成や一覧へのリンクがあります。
  • Updates … アップデート可能なバージョンがあるか確認できます。
  • Activity Log … システムのログが表示されるので、問題の早期発見に役立ちます。

外部アセット (7.1)

YouTube や Instagram など外部のサービスで管理されている画像や動画などを簡単に埋め込むことができます。

アセット管理 (7.1)

画像などのアセットを素早く簡単に見つけて利用することができます。また、コンテンツで利用しているアセットをコンテンツに同期して公開したり非公開することができます。

サイトグループ (7.1)

サイトグループを使えば、複数のサイトを共通の目的別にグループ化して管理することができます。グループ単位で共通のテンプレートやアセットを利用したり、権限を設定できます。

Workflow (7.2)

柔軟で強力なワークフロー機能を提供します。

Message Center (7.2)

ワークフローの通知や再構築の完了などシステムからの通知をダッシュボードをはじめとしてメールやチャットサービスで受け取ることができます。

提供の中止またオープンソース化が検討されている機能

以下の機能はコア機能としての提供の中止か、オープンソース化が検討されています。

  • インストール時の新規サイト作成機能
  • コミュニティ掲示板、コミュニティブログを含むコミュニティ機能
  • Feeds.app lite
  • Style Catcher (オープンソースでの提供を予定しています)
  • Textile (オープンソースでの提供を予定しています)
  • Classic Blog と Classic Website テーマ (オープンソースでの提供を予定しています)

クラウド

マイページの新機能

Movable Type 7 クラウド版では、マイページから以下の新しい機能が利用できます。

  • アクセスログ・エラーログの確認
  • Movable Type サービスの再起動
  • サーバーリソースモニター機能(CPU / メモリ / ディスク / ネットワーク帯域)
  • FTP サーバーへの IP アクセス制限をリセットする機能
  • Basic 認証設定をリセットする機能 (nginx 版)
  • リダイレクト設定をリセットする機能(nginx 版)

Movable Type クラウド版専用の新機能

Movable Type の管理画面から利用できるクラウド専用の機能として、以下の新しい機能が利用できます。

  • FTP サーバーへの IP アクセス制限機能
  • 公開サイトのリダイレクトとして正規表現を利用可能 (nginx 版)

引き続き提供予定の機能

現在提供している以下の機能については引き続き提供予定です。

  • マイページからの各種お問い合わせ
  • 公開サイトへの Basic 認証設定 (nginx 版)
  • 公開サイトのリダイレクト設定 (nginx 版)
  • 公開サイトへの IP アドレスによるアクセス制限 (nginx 版)
  • 管理画面への Basic 認証設定
  • 管理画面への IP アドレスによるアクセス制限
  • FTPS 接続
  • FTP ユーザーのパスワード変更
  • 1日1回1世代の定期バックアップ (S3 への転送あり)
  • 独自ドメインの利用
  • マルチドメインの利用 (S4シリーズ以上)
  • 公開サイトの SSL 証明書設定
  • 管理画面の SSL 証明書設定
  • MT 環境変数の設定
  • サーバー配信

廃止される予定の機能

  • Movable Type 管理画面からのディスク容量確認
  • nginx サーバーキャッシュ

付録

サイト

「ウェブサイト」と「ブログ」は、「サイト」という名称で統一されます。これまで通り階層化されたサイトを作成できます。

カスタムフィールド 

カスタムフィールドは、コンテンツタイプを除きこれまで通り利用可能です。

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