Movable Type 7 の基礎知識: 用語編
Movable Type 7 Developer Preview 版はお試しになりましたか?
さて、Movable Tyope 7 では、コンテンツタイプ をはじめとする新しい用語が登場しています。また、一部の用語については名称が変更されています。
この記事では、Movable Type 7 の基礎知識としてこれらの用語について解説します。
コンテンツタイプ
英名: Content Type
1つ以上のコンテンツフィールド(後述)で構成されたデータのフォーマットであり、パブリッシング可能な単位のこと。ここでいうパブリッシングは、テンプレートを利用して出力することだけではなく、Data API によるアクセスも含む。
Movable Type 6 までの「記事」や「ウェブページ」は、それぞれコンテンツタイプで置き換えることが可能である。
コンテンツデータ
英名: Content Data
「セミナー」コンテンツタイプにおける、「MTDDC 2017」のデータというように、コンテンツタイプから作成される実データのこと。
コンテンツフィールド
英名: Content Field
コンテンツフィールドを構成するデータフィールドのこと。テキストや数値などの基本的なデータ型はもとより、カテゴリやアセット。あるいは他のコンテンツタイプもフィールドとして利用可能。
フィールドの種類はプラグインにより拡張可能である。
カテゴリセット
英名: Category Set
目的によって必要に応じて階層化された一連のカテゴリ群のこと。コンテンツタイプで利用可能なカテゴリは、記事のカテゴリとは別管理されている。(後日、Movable Type 7 の基礎知識: カテゴリセット編を公開予定)
サイト
英名: Site
Movable Type 6 までのウェブサイトやブログを名称変更したもの。単に名称変更しただけではなく、テンプレートタグが共通化され、MTSiteXXXXX となっている。これにともない、「ウェブサイト管理者」や「ブログ管理者」というロールに変わり「サイト管理者」というロールが新設された。
ウェブサイトとブログと同様に、2段階の階層化をすることができ、サイトパスやサイトURLは上位のサイトから継承する。
サイトグループ
英名: Site Group
1つ以上のサイトをまとめたもの。サイトグループに含めるサイトは、ユーザーがパブリッシング先のパスや、ドメインに依らず自由に設計することができる。
サイトグループには、サイトグループ内で共有するアセットやテンプレートを作成できる(旧来のグローバルテンプレートのようなもの)
アセット
英名: Asset
Movable Type 6 まで「アイテム」と呼ばれていたもの。名称の変更だけで機能的な変更はない。
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