Q.管理画面にアクセスすると SSL サーバー証明書の警告が表示される
管理画面(サインイン画面)にアクセスすると SSL サーバー証明書の警告が表示されるようになってしまいました。どうしたらよいでしょうか。
A.
システム全体の設定画面から、SSL サーバー証明書を設定していることが原因です。
以下の手順でシステム全体に設定した証明書を削除してください。
- 表示されている証明書の警告を無視してサインイン画面を表示する
- 管理画面にサインインする
- ダッシュボード左上の「システム」をクリックする(Movable Type 6 の場合は ▼ メニューから選択してください)
- サイドメニュー「クラウドサービス」>>「サーバー証明書」をクリックする
- 「サーバー証明書の削除」ボタンをクリックする
システム全体の設定画面にある「サーバー証明書」設定は、初期ホスト(xxxxx.movabletype.biz)に対する証明書を設定する項目になります。
管理画面 URL に使用している初期ホストに対しては、初期状態で証明書が設定済みのため、通常、システム全体の設定画面で証明書を設定する必要はありません。
Movable Type クラウド版はドメインごとに証明書が管理されているため、システム全体の「サーバー証明書」設定画面から証明書を削除しても、公開サイトで使用している証明書への影響はありません。
管理画面 URL に独自ドメインを使用してアクセスしたい場合は、システム全体の「サーバー証明書」設定画面から独自ドメインの証明書を設定することで、証明書の警告が表示されることなく管理画面にアクセスできます。
ただし、設定する証明書は、公的に信用のある認証局から発行されたものをご利用ください。自己署名証明書の場合、設定しても警告画面が表示されます。
また、証明書の有効期限が切れた場合にも警告画面が表示されますので、公開サイト側だけでなく、システム全体の「サーバー証明書」設定画面からおこなう証明書更新作業を忘れないようご注意ください。
Movable Type 6 クラウド版の S1i、S2i プランに限り、サービス構成上、取り扱い可能な証明書が全体でひとつのみとなります。
そのため、独自ドメインのサイトを https で公開するために証明書を設定すると、管理画面(初期ホストの xxxxx.movabletype.biz)に対しても独自ドメインの証明書が反映されます。
独自ドメインの証明書設定以降は、独自ドメインを使用した管理画面 URL でサインインするか、初期ホストの管理画面 URL で表示される証明書の警告を無視するかたちでご利用ください。