記事をインポートする
記事のインポートはサイト単位でおこないます。
インポートする手順は以下のとおりです。
記事のインポート手順
インポートファイルをアップロードしてサイトに読み込みます。
カスタムフィールドの情報を含む記事をインポートする場合は、インポートするサイトであらかじめ同じベースネーム、種類のカスタムフィールドを作成しておく必要があります。
- ページ上部のナビゲージョンもしくはサイドメニュー [サイト] - [一覧] でサイトを選択する
- サイドメニューから [記事] - [インポート] を選択する
- インポート時の設定を入力する
- インポートファイルをアップロードし、[記事のインポート] ボタンをクリックする
記事のインポート画面の各項目
インポート先
記事をインポートするサイトの名前が表示されます。
インポート元
インポートする記事データの出力元システムの種類を以下から選択します。
- Movable Type
- WordPress eXtended RSS (WXR)
- 他のシステム(Movable Type形式)
「WordPress eXtended RSS (WXR)」「他のシステム(Movable Type形式)」を選択した際のオプションについては、後述の「インポート元」のオプションをご参照ください。
インポートした記事の所有者
システム管理者で操作をすると選択できます。
- 自分の記事としてインポートする
- 記事の著者を変更しない
通常、読み込みんだ記事の投稿者名は、操作を実施したユーザー名に置き換えられます。投稿者名を置き換えたくない場合は、"記事の著者を変更しない" を選択します。
インポートファイルをアップロード (オプション)
インポートファイルをアップロードします。画面上のボタンからアップロードするか、Movable Type の import ディレクトリに FTP などで直接アップロードします。Movable Type では*デフォルトのアップロード上限が 20 MB *のため、サイズが大きいファイルは import ディレクトリにアップロードしてください。
テキストフォーマット
インポートする記事のテキストフォーマットを指定します。デフォルトは「リッチテキスト」です。
- なし
- Markdown
- Markdown + SmartyPants
- Textile 2
- リッチテキスト
- 改行を変換
インポートするファイルの文字コード
インポートする記事情報のファイルの文字コードを選択します。通常はデフォルトの Auto-detect (自動判別) で問題ありません。インポート時に文字化けなどが発生した場合に直接指定します。
- Auto-detect
- SHIFT_JIS
- EUC-JP
- UTF-8
- ISO-8859-1
- Windows Latin1
記事の既定カテゴリ (オプション)
既定カテゴリを選択すると、読み込んだ記事にカテゴリが指定されていなかった場合に、このカテゴリを割り当てます。
「インポート元」のオプション
WordPress eXtended RSS (WXR)
- メディアのアップロードパス
-
インポートする WordPress のメディアをアップロードしているパスを入力します。
デフォルトの値は **wp-content/uploads** です。 - 置き換えるパス
-
「メディアのアップロードパス」の値を、このオプションの値に置換します。
- Attachmentのダウンロード
-
WordPress で公開されているサイトから Attachment(画像やファイル)をダウンロードします。
なお、WordPress で公開中のサイトから Attachment をダウンロードする場合は、インポート後に run-periodic-tasks スクリプトを実行します。
run-periodic-task スクリプトの実行については、下記ドキュメント内の「run-periodic-task スクリプトの実行」をご参照ください。
他のシステム(Movable Type形式)
- タイトルとなるHTMLの開始地点(任意)
-
指定した条件に合致する文字列を BODY の中から抜き出し、記事のタイトルとします。
このオプションは、インポートする記事のデータにおいて、TITLE が指定されてない場合のみに動作します。 - タイトルとなるHTMLの終了地点(任意)
-
指定した条件に合致する文字列を BODY の中から抜き出し、記事のタイトルとします。
このオプションは、インポートする記事のデータにおいて、TITLE が指定されてない場合のみに動作します。 - 既定の公開状態(任意)
-
インポートする記事の公開状態を指定します。
例えば、BODY が [foo]bar で、TITLE の指定されていない記事を、以下の設定でインポートします。
- タイトルとなるHTMLの開始地点(任意): [
- タイトルとなるHTMLの終了地点(任意): ]
この場合、インポートした記事のタイトルと本文は、以下のように設定されます。
- タイトル: foo
- 本文: bar
記事のインポートに必要な権限
記事のインポートには以下の権限が必要です。
- 「サイトの管理」または「システム管理者」