不要なプラグインデータを診断・削除する
最終更新日: 2021.09.27
Movable Type を長期間利用している環境では、プラグインの構造や想定外の利用方法など、さまざまな要因によりプラグインデータが重複したり破損し、不要なデータとしてデータベースの肥大化の要因になっている場合があります。
データベースが肥大化すると、Movable Type のアップグレードなどの処理の際に、タイムアウトを引き起こし、アップグレードが失敗する要因のひとつになります。
このスクリプト(tools ディレクトリ内の remove-broken-plugindata)を利用することで、重複したプラグインデータや破損したプラグインデータがデータベースに存在しないか診断し、確認された場合には対象のデータを削除することができます。
必要環境
- Movable Type 7 r.5001 / 6.8.1 以上のバージョン(remove-broken-plugindata はこのバージョンからパッケージに同梱しています)
- Perl スクリプトを実行できるコマンドライン環境
利用方法
コマンドライン上で、オプションを指定せずに remove-broken-plugindata を実行することで、重複したプラグインデータや破損したプラグインデータがないか診断します。
オプションを指定することで、不要なプラグインデータの削除や、スクリプトのヘルプの表示ができます。
オプション
--delete(省略形: -d)
重複したプラグインデータや破損したプラグインデータの削除を実行します。
--help(省略形: -h)
本スクリプトのヘルプを表示します。
実行例
cd /path/to/movabletype
./tools/remove-broken-plugindata --delete
注意点
- 必ずデータベースのバックアップをおこなってから実行してください。
本スクリプトに関するテクニカルサポートは提供しておりません。
サポート対応はありませんが、不具合報告などのレポートがありましたらテクニカルサポートまでお知らせください。
Movable Type クラウド版ではこのスクリプトを利用することはできません。