ダイナミックパブリッシングの最適化オプションを設定する
最終更新日: 2020.06.13
ダイナミックパブリッシングを最適化する方法として、ページレベルのキャッシングと条件付きリクエスト(HTTP 304 応答)を利用することができます。
ページキャッシュ
ページキャッシュを有効にすると、ページがリクエストされて処理結果がブラウザに返却されるときにファイルシステム上にキャッシュが生成されます。ページキャッシュが有効なあいだは、ダイナミックパブリッシングの処理は実行されず、スタティックページに近い表示速度が得られます。長期的に見ると、これはディスクスペースをより多く消費しますが、パフォーマンス上の利点があります。
ページキャッシュを有効にする手順
ページキャッシュの設定は以下の手順でおこないます。また、ダイナミックパブリッシングが有効になっていない場合はこのオプションが表示されません。
- 『ナビゲーション』からサイトを選択する
- 『サイドバー』から [設定] - [全般] をクリックする
- [ダイナミックパブリッシング設定] の [キャッシュする] のチェックボックスをチェックする
- [変更を保存する] をクリックする
条件付き取得
ダイナミックパブリッシングでは通常、条件なしでページが生成されます。条件付き取得を有効にすると、サイトのタイムスタンプ(サイトが最後に更新された時間)と、ブラウザのキャッシュのタイムスタンプを比較します。サイトに更新がない場合は HTTP レスポンスとして 304 ステータスコードを返却し、ブラウザのキャッシュを利用してページが表示されます。ブラウザのキャッシュを利用するため、ファイルの転送量を節約でき、ページの表示速度も大幅に向上します。
条件付き取得を有効にする手順
条件付き取得の設定は以下の手順でおこないます。また、ダイナミックパブリッシングが有効になっていない場合はこのオプションが表示されません。