Movable Typeのリリース番号ポリシーの変更について
本日は、Movable Typeの次回リリースと、リリース番号のポリシー変更についてお知らせします。
12月にバージョン「5.2.2」をリリースする予定です。これは、2012年9月にリリースされた5.2の最新バージョンとなります。そして、今回から、付与されるバージョン番号のポリシーが変わります。
この付与ポリシーの変更について、詳しくお知らせ致します。
これまでのバージョン番号付与ポリシーについて
Movable Typeはこれまで、メジャーバージョン(4.0、5.0)のリリース後、マイナーバージョンアップ(4.x, 5.x)を行って来ました。マイナーバージョンアップ後に修正があった場合は、小数点第二位の数字を増やしリリースを行って来ました。(MT5.12、MT5.13など)
これまではソフトウェア販売という事もあり、2~3年程度でメジャーアップグレードを行い、その2~3年の間に半年から1年程度のサイクルでマイナーリリースを行ってきました。(セキュリティ対策を除く)
これは、頻繁にアップデート作業を行う必要が無い代わりに、新機能や不具合修正、対応ブラウザの強化などが施されたバージョンの提供がなかなかタイムリーに提供できない、という問題がありました。
そこで Movable Typeのクラウド版「Movable Type EZ」では、ユーザーの皆様になるべく早く不具合の修正や新しい機能などをご利用頂くために、短いスパン(1~2ヶ月程度)でアップデートの提供を行っていくことにしました。
このクラウド版「Movable Type EZ」で採用された不具合修正や新機能は、ソフトウェア版に反映され、リリースされます。Movable Type EZでの修正は、基本的に全てソフトウェアのリリースに反映されていきます。図式化すると、以下のようになります。
これからのバージョン番号付与ポリシーについて
これらのサービスを共通して管理するために、今後マイナーバージョンの修正リリースについては、従来の「5.21,5.22」という連番ではなく、「5.2.1、5.2.2」というビルド番号で付与を行います。
また、今後リリースされるソフトウェア版のバージョンについては、必ずしも連番ではなく、スキップすることがあります。
(例:5.2 => 5.2.2 => 5.2.3 => 5.2.5 )
以上、新しいリリース番号の付与ポリシーについて、ご理解をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
なお、本件につきましては、Movable Typeのリードエンジニア、高山が、弊社ブログで記事を公開しております。合わせてご参照下さい。
今後の Movable Type のリリース方針について