クラウド版 Movable Type 8.2.0 リリースノート
クラウド版 Movable Type8.2.0 のリリースノートです。このリリースには、機能改善、不具合修正等が含まれています。
新機能・改善された機能
- 管理画面のフッターに記載されているアドオンのバージョン情報をシステムの[設定] > [システム情報] に表示するようにしました (MTC-29485)
- Smarty を 4.3.4 にアップデートしました (MTC-29480)
- ADOdb を 5.22.7 にアップデートしました (MTC-29479)
- extlib をアップデートしました。更新モジュールは次の通りです。なお、I18N::LangTags 関連のモジュール、Apache::XMLRPC::Lite、Math::BigInt::CalcEmu、UDDI::Lite、XML::Parser::Lite、Apache::SOAP、IO::SessionData は削除しました。 (MTC-29515)
- CGI (4.54 → 4.61)
- CGI::Fast (2.16 → 2.17)
- Class::Method::Modifiers (2.13 → 2.15)
- Crypt::URandom (0.36 → 0.39)
- Digest::SHA::PurePerl (6.03 → 6.04)
- File::Listing (6.15 → 6.16)
- HTTP::Cookies (6.10 → 6.11)
- HTTP::Daemon (6.14 → 6.16)
- HTTP::Date (6.05 → 6.06)
- IPC::Run3 (0.048 → 0.049)
- Image::ExifTool (12.50 → 12.76 )
- JSON::PP (4.12 → 4.16)
- LWP::Protocol::https (6.10 → 6.12)
- Locale::Maketext (1.32 → 1.33)
- MIME::Types (2.22 → 2.24)
- Math::BigInt (1.999837 → 2.003002)
- Net::HTTP (6.22 → 6.23)
- Time::Local (1.30 → 1.35)
- URI (5.10 → 5.25)
- YAML::Tiny (1.73 → 1.74)
- libwww-perl (6.67 → 6.76)
- parent (0.238 → 0.241)
- version (0.9929 → 0.9930)
- Amazon::S3 (0.64 → 0.65) (Sync.pack のみ)
- Crypt::Perl (0.37 → 0.38)(クラウド版のみ)
- Crypt::Format (0.10 → 0.12)(クラウド版のみ)
- Crypt::X509 (0.53 → 0.55)(クラウド版のみ)
- Convert::ASN1 (0.33 → 0.34)(クラウド版のみ)
- 再起動実行時にログを残すようにしました (MTC-29527)
クラウド版の独自機能
- クラウドサービスメニューにウイルス検知オプションを追加し、リアルタイムスキャンの設定を行えるようにしました (MTC-29270, MTC-29551, MTC-29550)
修正された問題
- MT::MergeSyncStatus のトランザクションの管理を改善しました (MTC-29543)
- アセットのファイルアップロード権限がないユーザーでもアップロードリンクが表示されている問題を修正しました (MTC-29032)
- TinyMCE6 で「段落」ボタンが表示されていない問題を修正しました (MTC-29529)
- PNG ファイルの不要な Exif 情報を削除するようにしました (MTC-28132)
- libpng 1.6 で破損しているとされている ICC プロファイルを見つけたら削除するようにしました (MTC-29531)
- GoogleAnalytics のプロファイル選択で API エラー時にダイアログの Close ボタンが効かない問題を修正しました (MTC-27155)
- ダイナミックパブリッシングで SmartyPants プラグインが無効な場合でもプラグインの機能が適応される問題を修正しました (MTC-26942)
- @{[...]} 形式で文字列を挿入するときに関数を使う場合は明示的に完全修飾名を利用するようにしました (MTC-29521)
- MTブロックエディタを指定した時のタブ切り替え部分の見栄えを修正しました (MTC-29259)
- DataAPI:
convert_breaks
が指定された複数行テキストを含むコンテンツデータ一覧がエラーとなる問題を修正しました (MTC-29522) MT::Template::Tags::Misc::_hdlr_widget_manager
の中で不要な部分を削除しました (MTC-29498)- mt-cdsearch.cgi の検索結果にて、タグフィールドのマッチタイプが「部分一致」になっていたので「完全一致」になるように修正しました (MTC-29275)
- ダイナミックパブリッシング時にグローバルなウィジェットセットからサイトのウィジェットが呼び出されてしまう問題を修正しました (MTC-28909)
- 表示オプションに不明な値が含まれている場合にエラーにならないようにし、ログに出力するようにしました (SUPPORT-316)
- [L10N] システム情報のオプションのモジュールの説明文をわかりやすく修正しました (MTC-29516)
- いくつかのコンテンツフィールドの必須項目が検証できていない問題を修正しました (MTC-29486)
- 不要となったカスタムフィールドの
reorder_widget
を削除しました (MTC-29501) PIDFilePath 環境変数が設定されているのに pid の値が取れない場合、再起動時に警告が表示される問題を修正しました (MTC-29504)
MT::Builder::Fast の処理を見直し MT::Builder との互換性を向上しました (MTC-29411)
- Perl::Critic で指摘された問題を修正しました (MTC-29509)
- MTBlockEditor を入れた状態で MT 本体のテストを行うと一部のテストが失敗するという問題を修正しました (MTC-29506) -ローカルディレクトリ間の rsync の処理を改善しました (MTC-27392)
- 定型文やカスタムフィールドなど AdminThemeId 未対応のコンポーネントの対応を追加しました (MTC-29437)
MT::Template::DEBUG が有効な場合に実ファイルの場所もコメントに埋め込むようにしました (MTC-29500)
L10N:FormattedTextForTinyMCE6.0.1 プラグインの詳細の説明文が多言語対応になっていない問題を修正しました (MTC-29425)
- システム情報の未インストールモジュールの警告欄のマージンを調整しました(MTC-29490)
- [L10N] サイト削除時のログ表記を修正しました (SUPPORT-317)
MTBlockEditor プラグイン
- 同梱している MTBlockEditor を 1.2.0 → 1.2.2 に更新しました
- 日本語以外の言語を選択した場合の不足している対訳を追加しました (MTC-29237)
- mt-block-editorのバージョンを1.1.50に更新しました (MTC-29538)
- カスタムブロックの作成画面で、プロパティの項目に対してキーボード操作によるコピーアンドペーストができない問題を修正しました (MTC-29488)
- カスタムブロックを使っている場合に、TinyMCEでテーブルのキャプションの設定ができなくなることがある問題を修正しました (MTC-29539)
- MTBlockEditorSetCompiledHtml に空の文字列を渡すことができるようにしました (MTC-29541)
- テキストブロックのリンクの挿入ウィンドウで「元に戻す」が効かない問題を修正しました (MTC-29540)
- MTBlockEditorBlocks と MTBlockEditorBlockAsset をダイナミックパブリッシングでも利用可能にしました (MTC-29537)
セキュリティ上の修正、改善
- jQuery UI を1.13.2にアップデートしました (MTC-29535)