クラウド版 Movable Type 8.1.0 リリースノート
クラウド版 Movable Type8.1.0 のリリースノートです。このリリースには、機能改善、不具合修正等が含まれています。
新機能・改善された機能
- PSGIで動作しているときに、管理画面から PSGI プロセスの再起動を行えるようにメニューに追加しました (MTC-28324)
- プラグインのロード時にエラーを起こしたプラグインを自動的に無効にするようにしました(MTC-29310)
- サインイン画面のユーザー名の入力欄に autocapitalize="off" と autocorrect="off" を設定しました (MTC-29397)
- reboot コールバックを新設しました (MTC-29394)
- MT::log と MT::App::log で出力されるログメッセージに、クラス、カテゴリを追加しました (MTC-29311)
- PSGI 環境で StaticFilePath が明示的に設定されている場合は StaticFilePath 配下と MT_HOME/mt-static 配下の双方のファイルを mt-static のファイルとして出力されるようにしました (MTC-29307)
- MT::Theme::ContentData が扱うデータの中で明示的にコンテンツタイプの名前を設定できるようにしました (MTC-29261)
- ログ出力モジュールとして
Fluent::Logger
に対応しました。環境変数LoggerModule
にFluentd
を指定することで利用できます (MTC-29179) - 環境変数
LogModule
にDispatch
を指定したときに環境変数LoggerConfig
でLog::Dispatch::Config
に対応したログファイルを指定できるようにしました(MTC-29178) - 管理画面のレスポンスを改善するため、コンテンツタイプの権限に関連したコードを修正しました (MTC-29056)
サーバー配信
- 配信設定で S3 を利用するときのユーザーインターフェースを改善しました。アクセスキーとシークレットが設定されたら、バケットの一覧を取得し選択できるようにしました。 また、パスワードなどのセンシティブな項目については、内容を非表示するようにしました (MTC-29038)
変更された機能
- jQuery Validation Plugin を v1.19.5 から v1.20.0 に更新しました (MTC-29334)
修正された機能
- 管理画面の記事やページなどの編集画面で、フォーマットが「なし」や「Markdown」などになっているときにリンクの挿入ボタンが正しく動作しない問題を修正しました (MTC-28800)
- MT8 の mt-check.cgi 実行結果の Perl のバージョンの必要条件の間違いを修正しました (SUPPORT-305)
- テンプレートの編集画面で、コードハイライトを利用しているときにもテンプレートの内容をブラウザの検索機能で検索できるように修正しました (SUPPORT-292)
- サインインの失敗でIPアドレスがロックされたときのログを、ユーザアカウントのロックと区別できるようにしました (SUPPORT-291)
- PSGI 環境でサポートディレクトリのマウント先を「SupportURL」から「SupportDirectoryURL」に修正しました (MTC-29405)
- メール送信するときに送信エラーとなった場合でも適切なログを残すように修正しました (MTC-29404)
- アセット編集画面のアセット名の検証が効いていない問題を修正しました (MTC-29393)
- mt-config.cgi-original に記載されている欧州言語の言語設定を削除しました (MTC-29306)
- プライマリーナビゲーションのリンクを正しく修正しました (MTC-29305)
- ダイナミックパブリッシングを利用しているとき、カスタムフィールドでオブジェクトの種類によらずに
entry_convert_breaks
を参照している問題を修正しました (MTC-29303) - MT::App::Search でエラーが発生したときに適切なログメッセージが出力されるように修正しました (MTC-29299)
- コンテンツフィールドの数値フィールドのバリデーションを修正しました(MTC-29297)
MTInclude
タグでparent
モディファイアを利用したときに不要なログメッセージが出力されないようにしました (MTC-29285)- 保存時に表示されるアラート枠の閉じるボタンが不自然に左に寄っていた問題を修正しました(MTC-29281)
- MT::SyncLog 内部のロールで
administer_site
を利用するように修正しました (MTC-29280) - 環境変数
UserTemplatePath
UserPluginPath
UserThemesDirectory
では相対パスでの指定ができないようにしました (MTC-29279) - ダッシュボードのサイト情報のプロバイダが利用できないときに発生するエラーを修正しました (MTC-29278)
- サイトの「メンバーの管理」で「サイトの管理」権限を含むロールを付与できない問題を修正しました (MTC-29273)
- ダイナミックパブリッシングに関連したPHPワーニングが発生しないように修正しました (MTC-29264)
alert-dismissible
の記述が誤っていたのを修正しました (MTC-29263)- ダイナミックパブリッシングでカスタムフィールドを利用したときにPHPワーニングが発生しないように修正しました (MTC-29252)
- 再構築時に「Can't locate object method "exist" via package "MT::FileInfo"」のエラーが発生する問題を修正しました (MTC-29251)
- MT::CMS::Common::save で保存するときにプライマリーキーとして指定されているカラムの値は更新しないようにしました (MTC-29206)
- ユーザー編集画面でブラウザのオートコンプリート機能によって必要がないときにもパスワードフィールドが自動入力されてエラーとなる問題を修正しました (MTC-29203)
- Data API v6 でサイト情報に関連したエラーが発生することがある問題を修正しました (MTC-29202)
コンテンツフィールド「画像アセット」でアセット追加時、検索結果に他のサイトのアセットが表示される問題を修正しました (MTC-29194)
ユーザーのアカウントのロックの判定時にユーザー名の大文字小文字を区別するようにしました (MTC-28929)
- サイトの複製に関連したエラーメッセージで「ウェブサイト」「ブログ」を使わないように修正しました (MTC-28858)
セキュリティ上の修正、改善
- TinyMCE プラグインに同梱されている TinyMCE をそれぞれ5.10.9 と 6.7.3 に更新しました (MTC-29262)
クラウド版
- 環境変数
MailLogAlways
は変更できないようにしました (MTC-29492) - Host ヘッダ無しのアクセスに対して 444 No Response を返すようにしました (CLOUD-372)
- Apache版 Web アクセスログのアクセス元についてホスト名からIPアドレスに変更しました (CLOUD-364)
- クラウド版の管理画面で一部 Bootstrap 5 への対応が不十分だった問題を修正しました (CLOUD-348)
- プラグインの読み込みエラーなどが発生したときのログメッセージを改善しました (CLOUD-344)