Movable Type 7 Developer Preview Alpha2 リリースノート
新機能・改善された機能
テンプレート編集画面にコンテンツタイプ ブラウザを搭載
Developer Preview Alpha 1 では、コンテンツタイプアーカイブの画面でのみ提供していたコンテンツタイプ ブラウザがすべてのテンプレート編集画面で利用可能になりました。テンプレート中に mt:Contents をはじめとするコンテンツタイプを利用するタグにおいて、フィールドの名前やユニークIDを参照できます。
テンプレートタグ
MTCategorySetName
カテゴリセット名を出力します。カテゴリセットが現在のコンテクストに存在しない場合、エラーになります。
モディファイア
なし
MTCategorySets
コンテンツタイプで使われているカテゴリセットを一覧するためのブロックタグです。
モディファイア
- content_type=”unique_id | name”
- 対象となるコンテンツタイプのユニークIDか名前を指定します。指定がない場合は、現在のコンテクストからコンテンツタイプ情報が利用されます。
- blog_id=”N”
- 対象となるコンテンツタイプが属するサイトのIDを指定します。指定がない場合は、現在のコンテクストからサイト情報が利用されます。
- name=”foo”
- 特定のカテゴリセットを読み込みたい場合にカテゴリセットの名前を指定します。
MTCategoryCount
通常、カテゴリに含まれる公開された記事の数を出力しますが、Movable Type 7.0 以降では、カテゴリがカテゴリセットに属する場合に記事ではなくコンテンツデータの数を出力します。ステータスが公開ではないコンテンツデータは含みません。
モディファイアに変更はありません。
MTArchiveList
content_type モディファイアが利用可能になりました。
モディファイア
- contenttype=”uniqueid | name”
a-table.js をアップデートしました
a-table.js をv1.4.12 にアップデートしました。
廃止された機能
StyleCatcher プラグインをオープンソースで公開
Movable Type 7 では、StyleCatcher プラグインは同梱されません。必要に応じて GitHubのレポジトリからダウンロードしてご利用ください。
Feeds.app lite プラグイン
Feeds.app lite プラグインの開発を中止しました。Movable Type 7 以降では同梱されません。
変更された機能
環境変数
- 旧バージョンのアップロード画面を利用するために EnableUploadCompat 環境変数を提供していましたが、管理画面の UI が大幅に変更されたため同機能とともに EnableUploadCompat 環境変数は廃止されました。mt-config.cgi に記載されていても無視されます。
修正された問題
アセット
ファイル名が日本語のファイルをアップロードできない問題を解決しました。
コンテンツタイプ
コンテンツフィールドのデータについて変更履歴から戻せない問題を解決しました。
- コンテンツタイプアーカイブで、優先アーカイブがマッピング全体でひとつしか指定できない問題を解決しました。
- コンテンツタイプが複数あるとき、MTContents 内に記述した MTContentPermaLink が出力する URL がすべて同じになる問題を解決しました。
- コンテンツタイプ別アーカイブを再構築するとき、関連付けたコンテンツタイプ以外のコンテンツデータも出力される問題を解決しました。
カテゴリセット型のフィールドにおいて、コンテンツデータ上で選択したカテゴリの順番が保持されない問題を解決しました。
テーマ
テーマを適用したとき、コンテンツタイプのアーカイブテンプレートが適用されない問題を解決しました。
- テーマのエレメントに require: 1 を指定してもエラーとならない問題を解決しました。
コンテンツタイプ別アーカイブをテーマで指定できない問題を解決しました。
テンプレート
アーカイブの種類の並び順が順不同だった問題を解決しました。
全体再構築をおこなったとき、一部のアーカイブが再構築されない問題を解決しました。
テンプレートタグ
MTFolders, MTSubFolders, MTTopLevelFolders テンプレートタグに categorysetid を指定できる問題を解決しました。
- カテゴリアーカイブが存在しないが、コンテンツタイプ別カテゴリアーカイブが存在するとき、MTCategoryArchiveLink がエラーとなる問題を解決しました。
- MTArchiveLink の出力が現在のアーカイブタイプに依らず特定のリンク先を出力していた問題を解決しました。
- MTArchiveLink を コンテンツタイプ別カテゴリアーカイブで利用したとき、エラーになる問題を解決しました。
- コンテンツタイプ型のコンテンツフィールドを有するコンテンツタイプにおいて、MTContentField が関連付けされていないコンテンツタイプのデータも出力する問題を解決しました。
- 現在のコンテクストがコンテンツタイプ別アーカイブのとき、MTArchiveCount がコンテンツタイプを無視してデータ数を返す問題を解決しました。