SELinux を利用する(Amazon Linux 2023 のみ)
最終更新日: 2023.04.19
SELinux について
Amazon Linux 2023 対応の Movable Type AMI版には SELinux 下で Movable Type を動作させるために必要な設定済ポリシーがインストールされています。movabletype-selinux
パッケージによって、movabletype
で始まるコンテキストが導入され、httpd, mysqld など、Movable Type AMI版の動作に必要な各アプリケーションの権限が設定されます。ユーザーコンテンツに関連するコンテキストは次の2つです。
- 読み書き可能なファイル・ディレクトリ
movabletype_rw_content_t
- 実行可能なファイル・ディレクトリ
movabletype_script_exec_t
また、閲覧専用のコンテンツのファイル・ディレクトリ用に movabletype_content_t
が用意されています。詳しくは movabletype_selinux (8)
の man file を参照してください。
なお、これらのコンテキストを設定するための interface が定義されています。詳しくは /usr/share/selinux/devel/include/contrib/movabletype.if
を参照してください。
構成変更に伴うポリシーの調整や変更、お客様がインストールしたプラグインの動作などに関しては、テクニカルサポートの範囲外です。
詳しくは以下の AWS のドキュメントをご覧ください。