ファイルのアクセス権を変更する
最終更新日: 2017.10.06
パーミッションの変更
Oracle の機能を外部から利用するには幾つかの設定が必要です。
- tnsnames.ora のパーミッションの変更
- /home/oracle のパーミッションの変更
# chmod 0644 $ORACLE_HOME/network/admin/tnsnames.ora
# chmod 0755 /home/oracle
DBD::Oracle のインストール
- cpan コマンドを使って DBD::Oracle をインストールする
cpan コマンドは初起動時に設定を聞いてきます、ほぼ既存の設定のままで進んで下さい。 - cpan コマンドを利用して Bundle::CPAN をインストールする
- cpanコマンドを利用して DBI の最新版をインストールする
- DBD::Oracle をインストールする前に環境変数を設定する
- DBD::Oracle のインストール(安定版の 1.22 を利用します)
# cpan
# cpan Bundle::CPAN
# cpan DBI
# export ORACLE_SID=ORCL # export ORACLE_USERID="Melody/Nelson" # export ORACLE_DSN="dbi:Oracle:SID=orcl;host=localhost"
# cpan P/PY/PYTHIAN/DBD-Oracle-1.22.tar.gz
Apache の設定
CentOS 環境におけるインストールの場合、Apache の環境設定ファイル (httpd.conf) に以下の環境変数を設定する必要があります
- ORACLE_HOME
- LD_LIBRARY_PATH
- NLS_LANG
以下が設定例となります。パスなどは、実際の環境に合わせて変更してください。
SetEnv ORACLE_HOME "/home/oracle/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1"
SetEnv LD_LIBRARY_PATH "$ORACLE_HOME/lib"
SetEnv NLS_LANG Japanese_Japan.UTF8
設定変更後は httpd を再起動してください。
mt-check.cgi での DBD::Oracle の確認
Oracleがインストールされているサーバの、mt-check.cgi をブラウザで起動し DBD::Oracle が正しくインストールされているか確認してください。
mt-wizard.cgi での Oracle MT 環境の設定作成
- Oracle がインストールされているサーバの、mt-wizard.cgi をブラウザで起動する
進んでいくとデータベース設定のページになります。 - [データベースの種類] に [Oracle Database (推奨)] を選択する
- 設定の記入と接続テスト
以下の内容を記入し、[接続テスト] クリックします。 - データベース名 : ORCL
- ユーザー名 : Melody
- パスワード : Nelson
- データベースの接続に成功
後は通常の Movable Type のインストールと同じです。