Net::LDAP のインストール
ディレクトリ・サービスとの連携を行う場合は、ウェブ・サーバーに Net::LDAP がインストールされている必要があります。加えて、Movable Type Advanced 5.1 以降では、Net::LDAP のバージョン 0.34 以降が必要です。
Windows 環境、(Strawberrt Perl インストール済み)
Net:: LDAP がインストール済みかどうかは、コマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行することで確認できます。
$ perl -MNet::LDAP -e 1
何も表示されなければ Net::LDAP はインストール済みです。
Can't locate Net/LDAP.pm in @INC(@INC contains: xxxxxxxxxx). BEGIN failed--compilation aborted.
このように表示された場合は Net::LDAP はインストールされていません。cpanm を利用してインストールしてください。
C:¥> cpanm Net::LDAP
Linux 環境の場合
Net:: LDAP がインストール済みかどうかは、ウェブ・サーバーに ssh 等でサインインしたあと、以下のコマンドを実行することで確認できます。ここでは、CentOS 5.4 を前提に説明します。
$ perl -MNet::LDAP -e 1
何も表示されなければ Net::LDAP はインストール済みです。
Can't locate Net/LDAP.pm in @INC(@INC contains: xxxxxxxxxx). BEGIN failed--compilation aborted.
このように表示された場合は Net::LDAP はインストールされていません。以下の手順でインストールしてください。
- openssl, openssl-devel がインストールされていない場合はインストールします。
# yum install openssl openssl-devel <= CentOSの場合
- CPAN shell を起動します。
$ perl -MCPAN -e shell
もしくは$ cpan
CPAN shell を初めて起動する場合は環境設定が始まるので、環境にあわせて適切に設定します。基本的にデフォルトのままで問題ありません。
- install コマンドを利用して、Bundle::CPAN をインストールします。
cpan> install Bundle::CPAN
CPAN shell が自動的に不足しているモジュールを補いつつ (関連のあるモジュールをインストールするか、確認のある場合もあります) Bundle::CPAN のインストールを完了してくれます。Bundle::CPAN はモジュールのビルドに必要なモジュール群をまとめたものです。内容を理解し「必要ない」と感じた方は、インストールは行わず、次のステップへ進んでください。
- install コマンドを利用して、Net::LDAP をインストールします。
cpan> install Net::LDAP
この場合も先ほど同様、CPAN shell が自動的に不足しているモジュールを補いつつ (関連のあるモジュールをインストールするか、確認のある場合もあります) Net::LDAP のインストールを完了してくれます。
- CPAN shell を終了させる。
cpan> quit