グループの管理

最終更新日: 2017.10.06

Movable Type Enterprise では、ユーザーをより効率的に管理をするために、グループを利用することができます。グループを作成するためには、ログインしているユーザーがグループ管理の権限 (システム管理者) を付与されている必要があります。

グループとは

グループには、複数のユーザーを登録することができます。グループに対しては、システム権限や、各ブログへのアクセス権限をロール（役割）によって設定することが可能です。グループを利用することで、ユーザー個別に権限を設定するのではなく、手軽に多数のユーザーの権限を設定することができます。

例えば、企業内の部署毎にグループを作成し、各部署のブログの管理権限をグループに設定するような使い方が想定されます。その部署に新しい社員が加わった場合には、その社員のMovable Typeアカウントをグループに追加することで、自動的に部署ブログへの管理権限がユーザーに設定されます。

その他にも、システム管理グループを作成して、システム管理に関するユーザーをまとめて管理するなどの利用方法も考えられます。

グループは、有効 / 無効を切り替えることができます。また、LDAP 連携によって、グループとメンバーの情報をディレクトリ・サービスと同期することができます。

グールプの管理操作は、システム管理者のみが行えます。

追加したメンバーを、グループから削除する場合には、メンバーのリストから削除したいメンバーのチェックボックスをチェックし、 [削除] ボタンをクリックします。

[システムメニュー] を選択し、 [一覧] から [グループ] あるいは [ユーザー] を選択することで、システム内のグループとユーザーの一覧を表示します。この一覧画面で、グループあるいはユーザーを選択して、無効化することができます。

ユーザーを無効化すると、そのユーザーは Movable Type にログインすることができなくなりますが、ユーザーが作成したコンテンツや権限設定などは削除されずに保持されます。一時的に無効化したユーザーは、再び [有効] 化することで、変わらず利用を継続することができます。

グループを無効化すると、そのグループに設定された、役割 (ロール) とブログの権限設定が、一時的に無効になります。こちらも再度、有効化することで権限を再び設定することが可能です。