データベースの設定(PostgreSQL)
Movable Typeのデータベースに PostgreSQL を利用するには、次のように設定します。
mt-config.cgi の設定
データベースにアクセスするための情報を、次のように設定します。実際に設定する値は環境に依存して変わります。詳細はシステムの管理者に確認してください。
以下の項目中で、データベースへのユーザー名やパスワードとして示されているのはすべて例にすぎません。ここで示されている値と同じものを、実際の利用環境では決して使わないようにしてください。
- ObjectDriver
-
そのままでかまいません。
ObjectDriver DBI::postgres
- Database
-
Movable Type 用のデータベースの名前を設定します。データベース名が mt の場合は、以下のようにします。
Database mt
- DBUser
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接続するユーザーのアカウントを設定します。mt というデータベースに mtuser というアカウントで接続する場合は、以下のようにします。
DBUser mtuser
- DBPassword
-
DBUser で指定したユーザーのパスワードを設定します。mtuser というアカウントのパスワードが mtpasswd の場合は、以下のようにします。
DBPassword mtpasswd
- DBHost
-
PostgreSQL が Movable Type を動作させるウェブ・サーバーと同一のホストにない場合は、PostgreSQL サーバーのホスト名を設定する必要があります。データベース・サーバーが postgres.example.com というホスト名の場合は、以下のようにします。
DBHost postgres.example.com
- DBPort
-
別ホストの PostgreSQL が標準 (3306) とは違うポートで動作している場合は DBPort の行を追加します。
DBPort 6789
PostgreSQLの設定
ユーザーの作成
createuser コマンドを使用して、ユーザーを作成します。たとえば、ユーザー名を mtuser パスワードを mtpasswd とする場合は、次のようになります。
$ createuser -P --no-adduser --no-createdb --no-createrole mtuser
Enter password for new role:
Enter it again:
CREATE ROLE
データベースの作成
createdb コマンドを使用して、データベースを作成します。たとえば、データベース名を mt とする場合は、次のようになります。
$ createdb --owner mtuser mt
CREATE DATABASE