Movable Type 6 クラウド版 の Movable Type 7 へのアップグレードについてのご案内
現在クラウド版で Movable Type 6 をご利用頂いているお客様においては、製品ライフサイクル終了(2022年5月16日)後も1年間はセキュリティアップデートを行なっておりますが、その期間も2023年5月16日をもって終了し、2023年秋にはMovable Type 6のクラウド版でのご提供終了を予定しております。お客様はご提供終了までに Movable Type 7 へのアップグレードを実施いただく必要があります。
Movable Type 6 クラウド版の新規提供終了について | Movable Type ニュース
Movable Type のプロダクト・ライフサイクルポリシーについて | CMSプラットフォーム Movable Type ドキュメントサイト
アップグレードについては、有料(利用しているプランの1ヶ月分)での実施となりますが、アップグレード後のご利用料金変更はありません。
本ページではアップグレードに関する情報を随時更新、公開してゆきます。
アップグレードにあたって
- アップグレード実施日には、実施日の午前0時から12時まで、管理画面へのサインイン及びコンテンツの更新をお控えいただく必要があります。また、午前0時から12時までの間で5分から10分程度の閲覧停止が発生します。
- バックアップ保持期間はアップグレードから1週間となります。別途、お客様ご自身でのバックアップファイルのダウンロードをお勧めします。バックアップファイルは、FTPS でクラウド環境に接続し、「backup」ディレクトリからダウンロードしてください。
- ご利用のプラグインで Movable Type 7 に未対応のものがある場合は、可能な限り事前に Movable Type 7 対応版へのアップグレードをお願いします。Movable Type 6 対応版と Movable Type 7 対応版でプラグインのバージョンが異なる場合には、Movable Type 7 クラウド版へのアップグレード後、プラグインもアップグレードを実施してください。
- サードパーティー製のプラグインについては、必ずお客様にて最新版へとアップデートを行ってください。
- 独自のPHPスクリプトを使用している場合、Movable Type 7とMovable Type 6でPHPのバージョンが異なるため、正常に動作しない場合があります。事前確認が必要な場合はサンドボックス環境をご契約ください。
- Movable Type 7 ではコミュニティ機能は廃止されたため、コミュニティ掲示板、コミュニティブログはご利用になれません。これらのテーマをご利用頂いていた場合は、他のテーマに変更するか、コミュティ機能が提供するテンプレートタグを対象サイトのテンプレートから削除し、再構築エラーが発生しない状況にするなどの対応をお願いします。
- アップグレードにより、コメント機能とトラックバック機能が無効化されます。利用される場合は、アップグレード完了後、それぞれ Comments プラグイン、Trackback プラグインを手動で有効化してください。
- アップグレード後も「alt-tmpl」内に設置したファイル(代替テンプレート)自体は移行されますが、管理画面の構成が変わるため、それらのファイルによる管理画面のカスタマイズは反映されなくなります。
- S1/S2 プランからの Movable Type 7アップグレードの場合、独自ドメインでご利用のサイトではサイトパスが変更されます。(ドメイン名に応じたディレクトリが割り当てられます)PHP やテンプレートモジュールなどの中で、サーバー上のファイルのパスを直接指定してファイルを読み込んでいる場合、読み込むパスが変更となります。そのため、Movable Type 6環境で事前に影響が出ない様に変更していただくか、Movable Type 7のアップグレード後に記述箇所を修正していただく必要がございますので、あらかじめご相談ください。また、同じくファイルの配置場所が変更されますのでFTP操作等はご注意ください。
- 独自ドメイン example.com を指定している場合のサイトパス例
- Movable Type 6 /data/file/static/
- Movable Type 7 /data/file/static/example.com/
- 独自ドメイン example.com を指定している場合のサイトパス例
- アップグレード実施日には、アップグレード作業が完了次第メールにてご連絡しております。
- アップグレードにより、FTP接続情報(アカウント名、パスワード)が変更となります。変更後の情報は、完了連絡後にマイページよりご確認ください。
- movabletype.bizドメイン、IPアドレス、公開サイトURL、独自ドメイン(設定されている場合)は変更されません。
- IPアドレスを使用したサイト表示はできなくなります。
アップグレードに向けたプラグイン更新について
- 追加のプラグインをご利用いただいていないお客様については、アップグレードの実施スケジュールを調整の上、実施させていただきます。
- 追加プラグインの最新版への更新のみで Movable Type 7 へのアップグレードが可能な場合は、お客様にて最新プラグインの確認・更新を行なっていただき、ご連絡をいただければ、アップグレードの実施スケジュールを調整いたします。
- Movable Type 7 に対応していない追加プラグインをご利用いただいていることが判明している一部のお客様については、参考資料をお送りします。お客様にて動作確認及びプラグインの更新や削除を行なっていただける場合、特別に無償で一ヶ月間サンドボックスのご提供をいたしますので、調整をさせていただきます。
- ご利用されているプラグインを確認する際は、ウェブサイト、またはブログのプラグイン設定ではなく、システムのプラグイン設定を確認してください。
アップグレードのお申し込みについて
アップグレードをご希望の場合、上記「アップグレードにあたって」をご確認の上、マイページ(「お問い合わせ」ページ内「お問い合わせの種類 > Movable Type 7 へのアップグレードのお申し込み」)からお申し込みください。
お申し込み可能な日は、弊社の営業日(サポート休業日、祝日は除く)です。
アップグレードは実施日の 0:00 から 12:00の間に行います。この時間帯は管理画面のサインインは行わないでください。直近の日程でのお申し込みや、お申し込み多数の場合など、ご希望に添えない場合は弊社より他の日程についてご相談させていただきます。
マイページでのお申込みでは、以下を記載し送信してください。
- 問い合わせの種類:「Movable Type 7 へのアップグレードのお申込み」を選んでください
- 実施希望日:前述のお申し込み可能日から選んでください
- 特記事項:独自ドメインをご利用の場合、以下の内容を記載してください。
- 管理画面のサイトメニュー「設定 > 全般」の「公開パス」項目で「サイトURL」に設定されている URL をお知らせください。
- 管理画面左上の「システム」をクリック > サイドメニュー「クラウドサービス」>「ウェブサーバー設定」をクリックし、証明書のタイプが「Let's Encrypt」の場合、「Let's Encrypt 利用」と記載してください。
- その他、ご不明点がありましたら記載してください。
アップグレードにあたってご不明な点についてはサポートへお問い合わせください。
プラグインの対応などのご相談の場合は、弊社パートナー企業をご紹介させていただきます。
よくある質問
- Q.有料でのアップグレードはいくらですか?
アップグレード対象となるご利用環境で利用しているプランの、1ヶ月分の利用料金をアップグレード費用としてご請求します。例えば、S4i プランの有料アップグレードは 20,900円 (税込)となります。販売店経由でご契約いただいている場合、アップグレード費用のみ弊社から直接請求させていただきますので、作業実施前にご請求先情報を確認させていただきます。 - Q.アップグレードの際にサイトの再構築は実施されますか?
されません。アップグレードでは内部の DB を変更しますが、再構築を含め、サイトのデータを変更することはありません。 - Q.プラグインについて質問がある場合はどうすればいいですか?
サードパーティー製のプラグインは、当社で開発、管理をしている製品ではございません。そのため、具体的なご質問には当社では回答できかねます。お手数ですが、お客様にてプラグイン提供元にお問い合わせください。別途対応が必要な場合には、弊社パートナー企業をご紹介させていただきます。 - Q.アップグレード実施時間を指定することはできますか?
できません。アップグレード実施時間は、実施日の午前0時から12時までとなり、お時間を指定いただくことはできません。
もし、アップグレード実施時間の指定、および上記よりも短時間での確定をご希望の場合、本番環境のアップグレードではなく、サンドボックス環境をご契約いただき、お客様にて任意のタイミングに公開サイトを切り替える方法もご検討ください。- Movable Type 7 クラウド版のサンドボックス環境をご契約お願いします(有償となりますが、弊社にてご利用環境を Movable Type 7 にアップグレードしたサンドボックス(複製)環境をご提供します)
- お客様にてサンドボックス環境のプラグイン等の Movable Type 7 対応アップグレードを実施してください
- 上記作業中に更新があった場合など必要に応じて現在ご利用の本番環境の差分をサンドボックス環境に移行してください(お客様にて再投稿していただくなどの作業をお願いします)
- サイトの表示、更新作業に問題がないことを確認してください(※必ずデータ等に不足がないことをご確認いただき、不足がある場合は早急にお知らせください。元環境の解約後はデータが削除され対応することができません)
- ご都合の良いタイミングでお客様にて DNS 設定を変更し、 Movable Type 7 環境を一般公開してください
- 安定運用後、現在ご利用いただいている Movable Type 6 クラウド環境を解約してください(または、サンドボックス環境と本番環境のご契約を入れ替えた上で Movable Type 6 の環境を解約する、ということも可能です。ご契約の入れ替えを行うと、ご契約更新のタイミングを引き継ぐ事ができます)