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setver モディファイアを使用する

MT4.1 Beta 2 より、setvar グローバル・モディファイアが新たに加わりました。setvar グローバル・モディファイアの値には、任意の変数名が設定できます。このモディファイアを設定したブロックまたはファンクションタグの出力結果は、モディファイアの設定値が名前の変数に値となります。つまり、MTSetVarBlock と同じ動作を、モディファイアを使用して行なえるようにするモディファイアです。

<MTEntries lastn="5" setvar="last5">
<MTEntriesHeader><ul></MTEntriesHeader>
    <li><$MTEntryTitle$></li>
<MTEntriesFooter></ul></MTEntriesFooter>
</MTEntries>

サンプルのテンプレートは、最新5件のブログ記事のタイトルをリストで出力するものです。この MTEntries ブロックに setvar グローバル・モディファイアで last5 という値を設定しました。このテンプレートを構築しても、出力されたファイルには何も表示されません。サンプルテンプレートと同じ働きをするテンプレートを MTSetVarBlock ブロックタグを使用して書くと以下のようになります。

<MTSetVarBlock name="last5">
<MTEntries lastn="5">
<MTEntriesHeader><ul></MTEntriesHeader>
    <li><$MTEntryTitle$></li>
<MTEntriesFooter></ul></MTEntriesFooter>
</MTEntries>
</MTSetVarBlock>

どちらのテンプレートでも、出力結果は変数 last5 の値として設定されます。ですので、MTVar, MTGetVar などを使用して変数の値を参照することもできます。

<$MTGetVar name="last5">
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