コメントに CAPTCHA 認証を利用する
ブログの設定「登録 / 認証」の項目で認証なしコメントを有効に設定している場合、CAPTCHA 認証を利用することができます。CAPTCHA 認証を利用するには Image::Magick がインストールされている必要があります。
コメント投稿者の登録 / 認証の設定
CAPTCHA 認証を利用するには、認証なしのコメントを許可します。コメント投稿者の認証設定については、登録 / 認証設定の解説ページを参照ください。
コメントの設定で CAPTCHA プロバイダの設定
認証なしコメントの投稿の許可を設定後、ブログの設定のコメントの項目に移動します。表示オプションのセクションより CAPTCHA プロバイダ・プルダウンメニューより Movable Type 既定を選択し、変更を保存します。
ブログ記事 (もしくはウェブページ) アーカイブダイナミックパブリッシングを利用している場合はそのまま、スタティックパブリッシングを利用しているは再構築を行い、設定は完了です。
「Movable Type 既定」以外の CAPTCHA プロバイダを利用する
Image::Magick がインストールされていないサーバで CAPTCHA を利用したい場合、プラグインで Movable Type 既定以外の CAPTCHA プロバイダを登録して利用する方法があります。ここでは、Movable Type 4 に同梱されているサンプルプラグインを利用して CAPTCHA プロバイダを追加する手順を解説します。
プラグインのインストールと設定
Movable Type 4 をダウンロード後、extras ディレクトリから reCaptcha プラグインをインストールします。アプリケーションディレクトリの位置を [MT]/ として解説します。reCaptcha のアカウント・設定はすでに行われているものとします。
- [MT]/extras/examples/plugins/reCaptcha/plugins にある、reCaptcha ディレクトリを [MT]/plugins に移動 (もしくはコピー)
- Movable Type にログイン後、設定メニューよりプラグインを選択し、プラグイン設定ページに移動します。
- reCaptcha プラグインの設定で reCaptcha で取得した public key と private key を入力し、保存します。
以上の設定を行うと、ブログ設定のコメントの項目にある CAPTCHA プロバイダの選択メニューに reCaptcha が追加されます。ブログ記事 (もしくはウェブページ) アーカイブダイナミックパブリッシングを利用している場合はそのまま、スタティックパブリッシングを利用しているは再構築を行い、設定は完了です。
もし、CAPTCHA がうまく表示されない場合は、コメントフォームテンプレートモジュールの CAPTCHA を表示する部分を以下のように変更してください。
<MTIfNonEmpty tag="MTCaptchaFields">
<div id="comment-form-recaptcha"> <MTIfCommentsAccepted><MTIfRegistrationRequired><MTElse><$MTCaptchaFields$></MTElse></MTIfRegistrationRequired></MTIfCommentsAccepted>
</div>
</MTIfNonEmpty>