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Movable Type 5.2 の開発について

シックス・アパートでは、現在Movable Type 5.2 の開発を行なっています。Movable Type 5.2 は、進化が進むウェブアプリケーション環境への対応や、普及が進んでいるクラウド・コンピューティング環境への対応を中心にした機能強化を予定しています。また従来からリクエストがあった細かな機能強化も同時に実施します。

特に柔軟なシステム設計を可能にするクラウド・コンピューティング環境への対応により、コストを含めたシステム資源の適正管理や、安定した運用環境の実現といった利点を最大限に利用できるようになります。これによりMovable Type は、小規模なブログから大規模なコーポレート・サイトまで柔軟に対応できるパブリッシングプラットフォームへと進化します。

Movable Type 5.2 は今夏にもベータテストを開始し、今秋の正式出荷を予定しています。 ベータテスト開始の際には、ぜひお試しいただき、ご意見・バグレポートなどをいただけるとありがたく存じます。

Movable Type 5.2 の主な新機能

クラウド環境に対応したMTの機能開発

nginx+PSGIによる運用対応
nginx(エンジンエックス)は、軽量で高速な処理が特徴のウェブサーバーで、この数年で大きくシェアを伸ばしています。また、PSGI(Perl WebServer Gateway Interface)はウェブアプリケーションとウェブサーバーを接続するためのインターフェース仕様で、nginxと組み合わせて使うことで、Movable Type の動作の高速化が期待できます。Movable Type 5.2 では、PSGIに正式に対応することで、nginxをはじめとする高速なウェブサーバーでの運用を実現します。
新しいリッチテキストエディタの実装
より入力しやすく、より使いやすく。Movable Type 4 シリーズから実装されていた、リッチテキストエディタを全面的に変更し、編集作業の効率化を支援します。

機能改善

カスタムフィールドのパフォーマンス改善
カスタムフィールドの処理速度を改善、パフォーマンス向上を実現します。
サイトパス制限
高度なセキュリティ・ポリシーを実現するため、MTのブログおよびウェブサイト作成時に、任意にサイトパスを制限できるようになります。
SMTP認証に対応
SMTP認証(SMTP AUTH)を利用したメール送信に対応します。

ますます進化を続けるMovable Type に、引き続きご支援を賜りますよう、宜しくお願いいたします。

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