GNU bash の脆弱性への対応について
先日発表された GNU bash の脆弱性(CVE-2014-6271)への対策についてお知らせします。GNU bash の脆弱性の詳細については、以下のサイトをご覧ください。
- Bash specially-crafted environment variables code injection attack(英文)
- Vulnerability Summary for CVE-2014-6271(英文)
- Vulnerability Summary for CVE-2014-7169(英文)
- GNU bash の脆弱性に関する注意喚起
CVE-2014-6271による修正では不十分であるという指摘に基づき、CVE-2014-7169 についても対応がベンダー各社で始まっております。こちらにつきましても、準備ができ次第対応を行います。
2014-9-26 15:00 更新:
CVE-2014-7169 に対応したパッケージの配布が始まりましたので、クラウド版の環境を順次更新しています。
2014-9-26 15:20 更新:
クラウド版について、CVE-2014-7169 に対応したパッケージへの更新が完了しました。
Movable Type クラウド版(MTEZ、UNIBaaS含む)
すでに、対策済みの bash パッケージに更新されています。本アップデートに基づく、お客様の作業はございません。
Movable Type for AWS
Movable Type for AWS で利用している Amazon Linux では、すでに対策済みのパッケージが配布されています。すでに稼働中のインスタンスでは、お客様自身の手でアップデートをお願いいたします。新規に作成されるインスタンスにおいては、下記作業の必要はありません。
- ALAS-2014-418(英文)
- ALAS-2014-419(英文)
ご利用の Movable Type for AWS のバージョンが、6.0.3-1 より前のバージョンをご利用中の場合は、こちらの手順に従い、6.0.4-0 へのアップデートを先に行ってください。(文中の 6.0.3-1 は、6.0.4-0 に読み替えてください。)
- 6.0.4-0 が稼働するインスタンス上で、次のコマンドを実行してください
$ sudo yum clean all $ sudo yum update bash
- コマンドが正常に終了したのち、インスタンスの再起動を行ってください
以上です。
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