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JAWS-UG 沖縄 CMS祭り! x MT Live in OKINAWA

10月 18日 に沖縄で開催された JAWS-UG 沖縄 CMS祭り!で、Movable Type for AWS の話をしてきました。

Movable Type for AWS は、Amazon Web Services 上で Movable Type を動作させるのに必要なコンポーネントをひとまとめにした AMI パッケージとして AWS Marketplace で提供されているものです。

沖縄の海!

初めての沖縄でしたが、まだ海に入れるほど暖かくてびっくりしました。(入っていませんが)

JAWS-UG 沖縄 CMS 祭り!

CMS祭りで利用したスライドはこちらです。

Movable Type for AWS と Amazon Web Services の提供する様々なサービス・インフラを利用することで、利用目的にあったサーバー環境を構築することができます。そして、それはセキュリティにも十分考慮されたインフラです。しかし、いくつもある AWS のサービスとどのように組み合わせるのか? どのインスタンスタイプを利用するのか? という疑問があるかと思います。

CMS祭りでは、その辺りについて事例を交えながらお話をしました。スライドのなかでは、各インスタンスごとのパフォーマンス比較などのグラフや、用途に合わせたサーバー構成のパターン (CDP) もいくつか紹介していますので、一度ご覧いただければと思います。

ベストなインスタンスタイプは、用途や想定される負荷状況によって変わりますが、通常であれば t2.medium がコスト面とパフォーマンスの面からバランスが一番良いのではないかと考えています。Movable Type for AWS のデフォルト インスタンスタイプも、t2.medium となっています。

Movable Type のアップデートを YUM で

さて、現在 AWS Marketplace で公開している最新バージョンは、6.0.4-0 というバージョンになりますが、Movable Type 6.0.5 に対応した 6.0.5-1 というバージョンを AWS に申請中です。新規インスタンスについては、今しばらくお待ちいただくことになりますが、AWS Marketplace から 6.0.4-0 を起動している環境では、yum コマンドを利用して Movable Type のバージョンを最新にすることができるようになっています。

$ sudo yum clean all
$ sudo yum update

上記コマンドを実行すると、Movable Type を含めた関連パッケージを最新にすることができます。Movable Type for AWS だけ更新したい場合は、以下のコマンドを実行していください。

$ sudo yum clean all
$ sudo yum update movabletype

これまでは、AWS Marketplace の特質上、新しいバージョンをリリースしてから、実際に利用できるようになるまで時間がかかっていましたが、yum コマンドでのアップデートを利用することで、これからは、任意のタイミングでアップデートを実施することができるようになります。

MT Live in OKINAWA

CMS祭りの翌日は、東京以外では初となる MT Live in OKINAWA を開催しました。東京で開催されていた MT東京-07 と生中継をはさみながら、MT の今後についての話なんかもしてきました。もちろん、沖縄の迷える仔羊さんも救ってきました。

沖縄で Movable Type を使っているユーザーさんとお話する事で、現場の声や地方の状況についても知ることができる良い機会でした。ユーザー全員が満足する Movable Type になることは難しいですが、ひとりでも多くのユーザーさんにとって最良の選択肢となれるように、引き続き進化させていきたいと思います。

以上、沖縄レポートでした。

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